※掲載している画像は全てCorona Rosarumが撮影した写真です、無断使用を禁じます

9/23/2014

We'll try to walk, As Carroll. [Chapter4]

キャロルが11歳の時、父の栄転に伴って13人の大家族はDaresburyからCroft-on-Teesに引っ越してきました

Croft-on-TeesというNorth Yorkshireにある小さな村で
古い川と小さな教会、そして小さなホテルがあるかわいらしい村です

























 St Peters Churchの墓地には、キャロルの両親が今も眠っています。































この教会のレリーフは
「チェシャネコのモデルになった!」
と言われているもの

確かに、似ているかも・・・



 


子どもたちの描いたチェシャネコのイラストもありました
























父親の栄転に伴い、大家族は結構裕福に暮らしていたようです

こちらが、キャロルが幼少期にすごした牧師館
現在も人が住んでいます

手前の木は、チェシャネコのいる木のモデルになったとかそうでないとか…?



Croft-on-Teesの”Tees”は川の名前

この古い橋は、ずーっと昔からあるそう。
キャロルもここを通ったのかも?

























12歳になったキャロルは、クロフトから15キロほどの距離にある
Richmond Grammar School(私立の寄宿学校)へ入学します
この学校は残念ながら跡地となっています

ここでの二年間は総じて楽しいものだったらしく
校長先生がキャロルを褒めてくれた手紙を、キャロルの父は大切に持っていたようです


教会は姿を変えず健在です
街々に教会があり、生活の中に息づいている事を
その場所に立つと改めて感じます

先月渡英の際、訪れてらっしゃった吉本様より
最新の画を頂戴しました






















(撮影:吉本和弘様 09/2014)



Croft-on-Teesより、50キロほど南下した場所に位置するRipon村の大聖堂の礼拝堂付司祭となったキャロルの父は、たびたび子どもたちを連れてRiponの大聖堂へ向かったそうです
こちらにはとて大きくて美しい大聖堂があります



その2年後、14歳になると今度は英国で最も古い学校の一つであるRugby Schoolへ入学します。Rugby(ラグビー)というスポーツの語源になったこの学校は荒々しい気風が特徴で、おとなしいキャロルは苦しい3年間を送ったそうです


今回の英国の旅では3/19(木)3日目に
Croft-Richmond-Ripn-Rugby
と個人旅行では中々巡る事が難しい地を回ります

また、Croft-on-tees, Richmond, Riponでは
現地在住の英ルイス・キャロル協会会員様によりご案内とお話の
お時間を頂ける事になりました
本では知る事の無かったルイス・キャロルをこの日知る事が出来そうです
(※都合により多少変更のある場合がございます)


※全て貸切バスでの移動となります
※通訳ガイドが同行してございます



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